
自殺者の遺族が抱える問題に取り組む弁護士グループ「自死遺族支援弁護団」は十四日正午から二十四時間、電話とLINE(ライン)で無料相談会を開く。
弁護団によると、ラインでの法律相談は初めて。自死遺族は精神的なショックや喪失感を抱えたまま偏見を恐れて周囲に相談できず、法的なトラブルを抱え込んでしまいがちという。相談会では、過労自殺などの労災申請や生命保険の請求、相続、賃貸物件での賠償問題、多重債務など自殺に関連する法的な問題全般に弁護士が対応する。
弁護団によると、最近は若年層の自死に関する相談が増えている。特に、子どもがいじめを受けていた家族が、学校や教育委員会に対する法的な対応や第三者委員会の設置を請求する方法などの問い合わせが多くなっている。
弁護団は二〇一〇年十二月に結成し、東京や大阪、名古屋など約四十人の弁護士が所属する。和泉貴士弁護士は「ライン相談などSNSを活用することで、電話相談に抵抗がある方でも気軽に相談してほしい」と呼び掛けている。
相談は、電話050(3786)1980。ラインIDは「@540ifphl」で検索。 (木原育子)
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March 13, 2020 at 04:57AM
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自死遺族に法律の悩みを寄せて 支援弁護団があす正午から電話とラインで無料相談:東京(TOKYO Web) - 東京新聞
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