リヨンのジャン・ミシェル・オラス会長は、リーグ・アン打ち切りの決定に対して法的措置を開始したことを明かしている。
LFP（フランスサッカーリーグ機構）は4月30日、新型コロナウイルスの影響で3月から中断が続いていた2019-20シーズンのリーグ・アンを打ち切りとすることを発表。最終順位に関する投票を行い、1試合当たりの平均勝ち点をもとに順位を確定させ、パリ・サンジェルマンの3連覇が決定している。
しかし、7位となったリヨンは猛反発。決定後すぐさま「訴えを行う権利と何千万ユーロにも及ぶ損害を請求する権利を留保する」とし、法的措置を示唆。またオラス会長も「間違った道を歩んでいる」と抗議を続けていた。
そして、ついに法的措置を開始したことを明かしている。フランス『レキップ』のインタビューで、以下のように語った。
「それを行うことに多くのことを躊躇した。株式市場に上場しているリヨンの取締役会が、（パリ裁判所での）訴訟を起こす決断をしたのだ」
「リヨンにとって、金は大きな問題ではない。我々は最下位から最高位にまで上り詰めたクラブだからね。我々はまず、フットボール再開の可能性を検討するように要求してきた。スポーツ相の決断は、UEFAには存在しない8月3日の期日に基づいたものだ」
「2つ目は、リーグが中止とされた方法と順位決定方式が合法的か確認するため……我々はこれを分析し、クラブがこの決定によって傷つけられたかを確認する必要がある。現在、金銭的な不利益について話しているわけではない」
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May 08, 2020 at 09:37AM
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