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NY円、急反落 1ドル=105円35~45銭 ワクチン期待でリスク選好の円売り - 日本経済新聞

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【NQNニューヨーク=古江敦子】9日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに反落し、前週末比2円05銭の円安・ドル高の1ドル=105円35~45銭で取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン実用化への期待から投資家のリスク選好姿勢が強まり、低リスク通貨の円は売られた。

米製薬のファイザーが9日、独ビオンテックと共同開発するワクチンの臨床試験で高い有効性が出たと発表した。11月中に米当局に緊急使用許可を申請する見通し。景気回復の勢いが増すとの観測が広がり、米株式相場が急伸。円はユーロやオーストラリアドルなどに対して大幅に下落し、対ドルでの円売りに拍車がかかった。

長期金利の指標である米10年物国債利回りが一時0.97%まで上昇し、日米金利差の拡大を見込む円売りも誘った。米大統領選でバイデン前副大統領の勝利が確実となり、対ドルで上昇が続いた円に利益確定の売りを促した面もあった。

円の安値は105円64銭、高値は104円74銭だった。

円は対ユーロで大幅に続落し、前週末比1円75銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=124円40~50銭で取引を終えた。一時は125円13銭まで下落した。

ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反落。前週末比0.0060ドル安い1ユーロ=1.1810~20ドルで終えた。米株式相場の急伸を受けて午前に一時1.1920ドルまで上昇したが、利益確定のユーロ売り・ドル買いに押された。欧米金利差の拡大を見込むユーロ売り・ドル買いも入った。

この日の安値は1.1795ドルだった。

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